世界で最もカッコイイバイクの紹介
突然ですが、私のお気に入りであり、世界で最もカッコイイと思っているバイクを紹介します。
それは、平和モーターサイクルで製作されたグラストラッカーNo.004スクランブラーカスタムです。
グラストラッカーNo.004の魅力
このバイクは、クラシックとモダンが見事に調和した外観と完璧に調和した絶妙なデザインをしています。
ナローなタンク、幅広のハンドルバーにワンオフシート、ボディラインは流麗で、どこか獰猛な雰囲気を醸し出しています。
フレームはブラックに塗られ、パイカット工法で造られたエキゾーストパイプなど、これらの細部までこだわり抜かれたカスタムは、このバイクがただの移動手段でなく、自らが時間と手間を惜しみなく使われ製作されたカスタムバイクであることを主張しています。
フロントからリアフェンダーの先端に至るまで、それはまるで巧妙に彫刻された彫像のようで、美的感覚を刺激し、眺めるだけで満足感を得られます。
バイクの心臓部:エンジン
エンジンは、空冷250ccながら4バルブで高回転型シングルエンジンを搭載しており、その鼓動はバイク全体に力強さと生命感を与えています。
バイクの魂とも言える美しい2本出しマフラーがら奏でるその音色は、深くて重厚な低音で、心地よい響きが鼓膜を揺さぶります。
自分だけの”最もカッコイイバイク”を見つける
グラストラッカーNo.004は確かに私が世界で最もカッコイイと思っているバイクです。
たとえ高価なハーレーやBMW、国内4メーカーのホモロゲモデルを並べたところで、私がカッコイイと思うのはこのバイク。
ですがもちろん、これは私にとって、という注釈のつく一例に過ぎません。
ライダーはそれぞれ自分の価値観とバイクへの愛情を込めて、自分だけの「最もカッコイイバイク」を見つけていく。それがバイクライフの醍醐味ですよね。
「世界一カッコイイバイク」と「手に入れたいバイク」の違い
バイク選びで重要なことは、「手に入れたいバイク」と「カッコイイと思うバイク」の違いを理解することです。
「手に入れたいバイク」は日常生活に合った実用性があり、ライフスタイルやニーズに合っていることが重要です。
「カッコイイと思うバイク」は魅力的だけれど、必ずしも実用的でないこともあります。
例えば、グラストラッカーNo.004は、私にとって最高にカッコイイですが、タンク容量は少なく航続距離はとても短いですし、積載性は皆無、おそらく原付以下です。タンデムもできません。また薄くて固いシートも長距離には向きません。
対して今私が乗っているG650GSは航続距離も十分、積載も申し分なく、フカフカのシートは優しくライダーの長距離移動をサポートします。タンデムも快適で娘が乗るとわりとすぐ寝てしまいます。
「手に入れたいバイク」と「かっこいいと思うバイク」、それは「理想のパートナー」と「映画のヒーロー/ヒロイン」のような存在なのかもしれません。
「手に入れたいバイク」は、自分のニーズを満たす実用的な存在です。
一方、「かっこいいと思うバイク」は、目を引く魅力的な存在ですが、日常生活で使う上で必要なものであるとは限りません。
あなたの選ぶべきバイクは?
バイク初心者の皆さんにとって、バイク選びは自分自身を見つめる大切な一歩と言えます。
バイク選びは、見た目や性能、直観で選びがち。
ですが日々の使用や長期的な視点から満足できることも大切。
どちらも大切な判断基準ですから、初心者のうちはバイク選びはじっくりと。
「カッコイイと思うバイク」と「手に入れたいバイク」、あなたならどちらを選びますか?
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