G650GSと行く!はじめての京都ツーリング
2016年2月6日、G650GSで初めて京都ツーリングに行ってきました。
調整でちょこちょこと走らせてはいましたが、まとまって走らせるのは納車以来の事。
まだ慣れていない車体ですから、いつも走らせているコースにもうちょっと足を伸ばす感じで目的地は京都に。
ルートは先日の記事の通り。
近所の峠道を通って吹田から茨木へ。
狭いワインディングを抜けて亀岡から京都に入ります。
まず立ち寄ったのが亀岡のドゥリムトン村。イギリスの村をモチーフにした施設です。
G650GSの初ツーリング記念の1枚はここで決定!ぱしゃり。
ここのカフェでは本格的なメイド服を着たウェイトレスさんがお出迎えしてくれます。
(スタッフの方はイギリス風の名前を付けてらっしゃるのでぜひ聞いてみましょう♪)
手作りの建物がたくさんあって、売店やカフェ、イギリスの村落風ホテルがあり、結婚式も行えちゃいます。コテージのレンタルもできるので知人同士で集まることもできます。
以前夫婦で立ち寄ったときはまだ増設の真っ最中でしたが、さらに大きくなっていました。もうテーマパークと呼んで差し支えないのでは。
まだおなかが空いていないので一服して出発です。
吸ったのはもちろんゴールデンバージニア。
亀岡市内を抜けて早々に嵐山に到着。
通りにはたくさん観光客がいますが、冬なので少なめです。
川沿いをいちばん奥までいったところに公衆トイレがあるので休憩ポイントです。
なんとなく京都っぽい彫刻をパシャリ。
駐車スペースも有料のところばかり。
11時を過ぎたばかりですが食べ物屋さんも混んでいるので早々に退散します。
まだ昼ご飯に湯豆腐といった趣味はないので何か甘いものか脂ぎった食べ物を探しに出発!
京都市内を横断して銀閣寺(慈照寺)に到着。
バイクを近くの有料駐車場に止めてしばらく散策することに。
せっかくなので銀閣寺(慈照寺)の中まで入ってみます。
観光客はそれなりに入っていますが冬のお昼前、わりと空いています。
枯山水の砂紋です。
ここの枯山水はちょっと変わっていて、水や石を使わずに砂だけで自然を表現しているのだそうです。
夜は月明りに照らされ銀色に見えるのだとか。
月の夜に訪れてみたいところですが、残念ながら銀閣寺(慈照寺)は夜間拝観はやっていないようです。。残念。
もし夜間特別拝観なんかがあればぜひ再訪したいスポットです。
「もののけ姫」にでてきたコダマでも潜んでいそうな雰囲気。
境内には観光客がたくさんいて、この写真を撮っている後ろもぞろぞろと人が通っています。
ですがこうして写真に切り取ってみると、「まさに自然のただ中!」という雰囲気を感じ取れます。
冬の凛とした空気の中、苔生す自然もなかなか素敵ですね。
もっと早い時間に来てればよかったなぁ。
境内をぐるっと一周して池まで戻ってきます。
そろそろおなかが減ってきました。
食べ物・・・
哲学の道もちょっと散策。
お昼の時間なのでわりと空いています。
昔来た時とあまり変わった様子もなく。
哲学者、西田幾多郎や田辺元が散策していたと言われています。
そういえば似たような話を思い出しました。
京都府亀岡市から兵庫県姫路市まで伸びる国道372号線、通称デカンショ街道。
あれデカンショ節から来ているそうですが、
デカンショってもともと「デカルト・カント・ショーペンハウエル」をもじったものらしいですよ。
日本に西洋哲学が輸入された当初、この3人が最初期のだったとかで、明治大正の頃は哲学といえばこの3人だったそうです。
日本人は難しく考えるのが大好きな民族ですから、学生にとって西洋哲学は恰好の養分だったに違いありません。
で、哲学大好き大学生が「デカンショデカンショ」言ってたらデカンショ節が生まれたとか、そうでないとか。定かではありませんが。
京都のは日本の哲学者。
国道372号の方はさしずめ西洋哲学の道といったところでしょうか。
しかし当時の大学生もまさか国道の愛称を作るハメになるとは思ってなかったでしょうね。
西洋哲学に夢中になる学生に思いを馳せつつ、頭の中は食べ物のことでいっぱいになってきました。空腹でどうにかなっちゃいそうです。
なんでもいいからコーヒーで甘いものを流し込みたくて仕方がありません。
駆け込んだカフェ「花うさぎ」でケーキセットを注文します。
ええケーキなんて瞬殺でしたよ!
でもとりあえず一服した感じ。
空腹感も多少おさまって店内を見回す余裕がでてきました。
見回すと店内はうさぎがモチーフの可愛らしいもので溢れています!
お店の方に許可をいただき、何枚も写真を撮らせていただきました。
家に帰ったらうさぎ好きの娘に見せて喜ばせてやろう。
外に出ればまた寒い帰路が待っています。
あとしばらく店主の方とお話しながらゆっくりさせていただくことにしましょう。