ひさしぶりの更新でございます。
この1週間の間に、我が家では感染性胃腸炎がまん延し、フラフラの娘がイスから転落、頭部を縫うケガなど、救急医療のお世話になること3回。
そんな苦難を乗り越えてひと心地ついたところです。
ひとごこち着いたのでついヘルメットをポチってしまいました。
アライ ツアークロス3 コントラスト
悩んだあげくに選んだのはツアークロス3でした。
そもそもツアークロス3は2012年デビューと、すでに6年が経過しいつモデルチェンジしてもおかしくないヘルメットです。
最初はホーネットADV、GT-Air、ネオテックIIで検討していました。
実用的な使いやすさや用途、モデルの新しさを総合的かつ合理的に検討したうえでGT-Airを購入する予定でした。
予定でしたが、この期におよんで一転!購入したのはアライのツアークロス3です。
ツアークロス3を選んだ理由、それはズバリ・・・グラフィックが好みだったからです。
どうやらしまともは『論理的かつ合理的な判断をする部分』よりも『見た目的な好みを優先する動物的直観的な部分』の方が強かったようです。
万全を期してGT-Airを買うつもりが、ツアクロ3コントラストのグラフィックを見て即決でした。
モノトーンでまとめられながらも、美しい流線的グラフィックの躍動感はデュアルパーパスヘルメットのデザインを力強く引き立てて個性的が、なんか、こう・・・そんな、ような・・・気がします。
うん、オシャレ人ぽいこと言おうとしても難しいですね。
難しいこと言わなくても、ほら!かっこいいヘルメットですよね~
歴史と評価
ツアクロ3は2012年に登場しました。もう6年もたっちゃうんですね。
6年も経っていますが、webBikeWorld(ショウエイがよく『ここで評価されました!』って使うサイト)ではデュアルスポーツヘルメットカテゴリでFully Loaded(最高のフル装備ヘルメット)の称号をいまも保持しています。
※ツアークロス3は海外ではArai XD-4という名称です。
久しくモデルチェンジしてこなかった理由もこの完成度の高さゆえんと思えば、2018年にこのヘルメットに手を出すのも決して好事家の気まぐれというわけでもないのです。
その前のツアクロ2は2007年登場です。
初代ツアクロはいつ登場したのかわかりませんが、2001年には登場していたようです。
分解する
とりあえず装着前に分解します。
最近はなんでも使用前に分解して写真をとることが多いです。
特にヘルメットの内装は洗った後、復元する時にどうだったかな・・・と迷うことがあるのでこうやって写真をとっておきます。
チークパッド
25mmのものが付いていました。
新品は綺麗でいいですね~
おっさんの柔肌をやさしく包み込んでくれる素敵な肌触りです。
どうもしまともはアライ頭みたいで、何被ってもMサイズならしっくりきます。
システム内装
とても細かく部品が分かれて縫製されていることが判ります。
スポンジをむしって調整もできますが、使用後のヘタりもまったく無いわけではありません。
私の使用頻度から考えて半年は無調整で使い込みます。
分解できる内装はこのふたつだけです。
ネックパッド
写真はとりませんでしたが、ネックパッドとライナー(発砲素材のところ)をくっつける両面テープが剥がれていました。
再接着性があったので指で押さえてくっつけ直しました。
製造年月
このツアークロス3、オートバイ製品卸の谷尾商会限定グラフィックです。
なので正直多少古いことも覚悟の上で購入しましたが、製造が2016年と思ったよりも新しくほっとしました。
やっぱり少しでも新しいと嬉しいものですよね。
ちょっと気になったのがスネルのステッカー。
2012年登場のモデルですので、登場したばかりのころはSNELL M2010のステッカーが貼られていました。
今はSNELL M2015基準適合のステッカーが貼られています。
新しい安全基準にも適合していたようですね。
いろいろなSHARP等、他にも安全基準がたくさんありますが、私みたいな古いおっさんはスネル通ったヘルメットにプレミア感を感じてしまいます。
オフロード仕様にする
ツアークロスはシールドを外してオフロード仕様に、バイザーを外してターミネーター仕様にすることができます。
また、シールドとバイザーの両方を外して、ゴーグルを付けたらショウエイの新型、EX-ZERO風にすることもできそうです。
とりあえずオフロード仕様にしてみます。
手持ちのゴーグルをセット!
カッコイイ!
アゴが若干短いですが、このくらいの長さがあれば息があがってハァハァ言い出しても息苦しくなさそう。
何度か捨てようと思っていた10年近く前の古いゴーグルですが取っていて正解です!
所感
まず最初の感動はその軽さ。
競合するショウエイのホーネットADVやロード向けモデルのZ-7と比べれば重いですが、この重さ、意外と装着時の感覚とズレがあります。
いま私が使っているアライのProfileはこのツアークロス3より約200g軽いのですが、装着時はツアークロス3の方が若干軽く感じます。
不思議なことですが、若干の実重量差よりも相性、ヘルメットのホールド感、装着感の方がこのあたり重要な気がします。
これに加えて好みのグラフィックが買えたのだから申し分ありません。
それに買ったばかりでそうそう不満もでませんよね。
使っていると愛着ばかりが増えていきます。
見えるのはいいとこばかり。
まったく幸福な消費者ですね。
コメント
しまともさんのグラフィックは初めて見ますが綺麗なデザインでいい感じですね。
私もツアークロス3のオーロラを使っています。
アゴは短めですが林道でハアハアしてもアゴの短さによる息苦しさを感じたことは無いです。
私は既に4年以上使っているのでそろそろ耐用年数的に買い換えなきゃな感じなのですが、しまともさん同様グラフィックが気に入っているのと値段がそこそこするので先延ばし中です。
最近首の筋肉の衰えか、長距離を走るとちょっと重さが気になることもありますが、フィット感・機能性の良さと次々現れる魅力的なグラフィックでリピート買いはほぼ間違いないところ。
目下プロシェードを装着可能なツアークロス4が出ることを期待しているところです。