買(か)ったった。買(こ)うたった。
大阪のおっさん的に発音は『こーたった』が正解。
けど最近は使わなくなってきたような・・・?
どうでもいい話ですが。方言の標準語化なんて。
新しいブーツが到着!
ガマンできずに部屋で装着!
って高校生かよ!
ムスメが乗ってもだいじょーぶ。
クリスマスプレゼントはブーツ
オクやメルカリで中古ブーツを物色しているところを奥様に見つかってしまい、ゲロったらオカネをくれました。
クリスマスプレゼント、ブーツ代の足しにと。
ありがとう、本当にありがとう!
で、こーた(買うた)のはガエルネのオフブーツ、ED-PRO art.405です。
前に使っていたCOMP5S、車体に接触する樹脂部が加水分解でボロボロに。
スニーカータイプの靴底は接着剤でくっついていますが、これも長年の使用で剥がれてきていました。
ハードに履けば数年でボロボロになるのかもしれません。
けど、ときどき林道ライダーの私の場合、10~5年は持たせたい!ブーツ高いし。
で、選んだのがガエルネのED-PROです。
長く履けるオフブーツの特徴
長期間はく前提で求められるのは次の2点です。
1.プラスチック・ゴム部品の点数が少ない
相対的に革が多く使われることになります。
革より先に樹脂がボロボロになってくるので、長く履きたいなら、車体に当たる部分はできるだけ革製のブーツを選びます。
この点、ED-PROがおそらく最良の選択です。
2.ソールが張替え可能な構造をしている
スニーカータイプの接着剤でソールをブーツに接着しているものはソール交換が難しいです。
革靴のようにソールを糸で縫い付けているタイプのブーツならソール交換は簡単です。
極端な話、このタイプのソールは駅や街角の靴屋さんでも交換できます。
ED-PROはヘヴィーデューティなノルウェージャン製法で作られており、長年使って接着剤が剥がれてきたり、ソールが擦り減ったりでご臨終ということがありません。
普通に毎週オフブーツ使っている人は、樹脂やソールがダメになる前にブーツ壊すのでこんな選び方はしないと思いますが、しまとも的にはこのED-PROを10年使うつもりで選びました。
ED-PROは履き心地の良いツーリング向けのオフブーツ
履き心地、最高です。
まず足首がよく動きます。
前のCOMP5Sと比べても。
シフトアップかなり楽ちん。
シフトダウンは足首を使わず、足全体を動かしてペダルを踏みます。
ガレ場も踏ん張りがききやすく、バイクを押して進むシーンでも、足首の関節が適度に固定されているので歩行も安心感があり、しっかりケガ予防になっています。
ただ、ロード用と比べて結構重いので、モモの筋肉はこれまでより使うようになりました。
本格的なオフブーツでありながらツーリングにも使う気になる素敵ブーツでした。
難点は防水性が普通のレザーブーツ程度なこと。
あと、ED-PROはくるぶし内側周辺の防御力低めで、そのへんはサイファーやファストバックの方が優秀そうです。
一度ここをバイクに挟まれましたが、ちょっと痛かったです。
ブーツの防水に関する調査報告
長年、防水に関していろいろ試行錯誤をしてきましたが、現在の足元の防水はオーバーソックスが最良です。
防水に関して利便性を追求すると
2.非防水ブーツ+オーバーソックス
3.ブーツカバー類
こんな順番。
一番楽で使い勝手最高だったのはウォータープルーフブーツです。
けど結構な値段がします。
あとウォータープルーフブーツ自体が市場に少なく、製品ごとに防水性の高さもまちまち。
ぶっちゃけ、一流ブランド品以外は危なくて選べません。
非防水ブーツ+オーバーソックスの組み合わせはどうかというと、ブーツはべちゃべちゃになりますが、足は濡れません。
つまり、ツーリングに何履いていっても、カバンにオーバーソックスを忍ばせれば、雨降ったらはけばいいだけです。
わりと便利。そして汎用性が高いです。
防水目的ですが、ウインドストッパー的な防寒に役立つので応用も利くわけです。
極寒の緊急時に履くとかね。
ブーツの上から被せるタイプのブーツカバーも悪くはないのですが、シームテープ(縫い目の防水加工)の劣化、ヤブレ、擦り切れの心配があります。
適用サイズの制限もあり、オフブーツ、ワークブーツ、ライディングシューズで兼用というのがわりと難しいです。
着け方ミスると浸水しますしね。
ブーツは水につかってもいいけど、肌はドライでいたい。防寒も兼ねたいとなるとオーバーソックス一択です。
超オススメ。
濡れたブーツは帰宅後に洗濯・乾燥させればいいだけです。
ブーツを洗う良い機会です。
長く使うためのレザーブーツの保管方法
ブーツ類、保管方法にややこしいことは何もありません。
使ったらブラッシング。
濡れたらクリームでケアしてさっさと乾かすだけ。
こまかい点を箇条書きにします。
1.靴箱、除湿剤を使う。
湿気の対策は重要。
樹脂の加水分解、レザーの防カビ対策に有効です。
2.ときどき専用クリーム。靴箱に除湿剤をちゃんと使うなら、ミンクオイルも可。
クリームによる革の保湿は最低限のメンテ。
適量を指定間隔で。
塗りすぎたミンクオイルはカビの原因にもなりますが、靴箱の湿度を下げるならカビリスクも低くなるので有効。
登山靴によく使われる、革保護とウォータープルーフ効果を併せ持つドイツ製のワックス。
ただし、スエードやゴム・プラスチックには極力付けないこと。
3.使用後はブラッシング・乾拭き
ドロホコリはさっさと落とす。革も樹脂もドロ等の不純物に触れているだけで痛みます。
ドロ・油汚れはすみやかにふき取る。
ウチではタオル類を解体したウエスや適当なブラシを使ってます。
3.長く濡れた状態にしない。陰干しする。天日干ししない。保管時直射日光を当てない。
脱いだら陰干し。できれば風通しのよい場所で。
ブーツにも使えるふとん乾燥機を使うのもいいです。
1台あればヘルメットやグローブの乾燥にも使えて便利。
とにかく、ブーツ本体が濡れている時間を短く、極力紫外線を当てないことが重要。
4.プレクサスやその他よくわからないケミカルはヘタに使わない。
いろいろな素材がブーツには使われています。ゴム系なんかはプレクサスで劣化もありえます。
シュークリームですら樹脂への使用は禁止されているものもあるくらいです。
よくわからんコート剤とか極力排除して、できるだけ専用品をつかいましょう。
要点はこれだけです。
話はちょっとそれましたが、ED-PROを使ってこれからバンバン!走りにいきます!(淡い希望)
・・・月1~2程度を堅持できれば大満足。
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