G650GSのサビ取り(2)

G650GS下回りの錆 バイク
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日常のメンテナンス|下回りのサビ取り

満を持して購入したG650GS、なかなか乗れてません。
乗れないバイクなんてただの盆栽です。

なので今日は盆栽を目いっぱい楽しむことにします。

G650GS下回りの錆

今日の盆栽ターゲットはエンジンブラケットです。
ご覧の通り一見サビサビ。

日頃の立った視点からだと、ちゃんと黒々としてほとんど目立ちません。
ところが写真映りが最悪の位置から撮ってみるとご覧の通り。

ところでちょっと違和感を感じませんか?

「サビサビ、なんでセンターじゃなくて左にズレてるの?」

タイヤがタールやピッチを巻き上げたのならセンターですよね。
左にズレているということは、その先に原因があるということ。

実はこれ、犯人はブレーキパットとローター。
G650GSのフロントブレーキは左側にしか付いてません。
これしか犯人はありえません。

違うというのは口にべったり生クリーム付けて「ケーキ食ベタノハボクジャナイヨ!」って言ってるようなもの。

誰の目にも明らかな真犯人です。

さて、これをどうにかするのが今回のミッションですが、実はいろいろ試行錯誤がありました。

サビ取りの基本はサビを塗装ごと完全に削り落として再塗装することです。
しかしご覧の通り、サビ易い端末の被害はほとんどなく、スパッタリングのように吹き付けられているだけ。
今回は母材への錆の侵入はないと仮定して、塗装はそのままでケミカル類を使って対処を試みます。

最初に試したのは塗面にも優しい花咲かG ラストリムーバー(Amazon)
うまいことサビ除去できれば黒のタッチアップで適当に塗って誤魔化す算段です。
撃沈。サビに反応しません。

次に試したのは赤サビ転換防錆剤(Amazon)
赤錆が黒く変色してそれ以上被害が広がらないなら手軽でいいじゃないですか。
撃沈。サビと反応しません。

さらに次に試したのはネバダル メタルポリッシュ(Amazon)
ケミカルダメならポリッシュだ!
撃沈。いくらこすっても錆の赤い色がうつってきません。

これって本当に赤錆なのかと疑わざるを得ません。
塗装面は滑らかな塗装ではないので、凹に錆が詰まってしまっているのかもしれませんが、わざわざ車体から外して削って再塗装なんて面倒なこと、何が何でもしたくもありません。

ここはひとつ「錆のように見えるけど実は錆じゃない。変色してるだけ!」と仮定し、最終手段に出ます。(つづく)

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