6月18日(土)だったかな?
広域基幹林道のひとつ、瀞川氷ノ山林道にいってきました。
読み方を調べてみると「とろかわひょうのせん」林道というそうです。難しい読み方ですね。
で、調べてみるとやはり曰くのある山でした。
ある寺の縁起によると、天照大神は守護の一団とともにこの氷ノ山付近に滞在する。
この地を見聞したのち旅立ちの際、朝日に照らされた樹氷の山が姿を表わした。
その美しさに感動し日枝(ひえ)の山とつぶやいたことが「氷ノ山」の由来だそうです。
神話の時代、もしかしたら太陽の女神が同じ場所から同じ山を見たかもしれない。
そう思うだけで胸が踊ります。
前回の八百比丘尼につづき今回は天照大神。伝奇ツーリングとなりました。
さてこの林道、とても広くて走りやすくて本当に素敵な林道でした。
手入れが行き届いているのか、交通量が多いのか、舗装部にコケがみあたりません。
枝などの大きな落下物もなくきれいに撤去されています。
難所なんて皆無のこのダート、ひょっとしたら軽量トレールだと少し物足りないと感じるかもしれませんが、それは広い林道だとどこも同じです。
このくらいのロングダートだとむしろアドベンチャーバイクなんかの重量車の方が楽しめるような気がします。
少し気になったのは北エリア。わりと路面が急変します。
両サイドは踏みしめられた砂利だけど真ん中が深砂利だったり。
そう思っていたら全面深砂利のコーナーが現れたり。
尖った石のエリアがあったり。
よく見て走れば全然平気ですが、木漏れ日のコントラストが強くて路面状況を判断しづらかったです。
日の高い時間帯は慎重に。
今回は高速を使わず一般道だけを乗り継いでみましたが、G650GS本当に距離を感じさせない楽さがありますね。疲れないから体が楽。楽だから気持ちも気楽でいられます。
夕方能勢あたりまで戻ってきてもまだひとっ走りしたい衝動に駆られちゃいます。
クタクタに疲れないのも良し悪し。