うちのG650GS、走行距離はそろそろ2.1万キロ。ウチに来て4,000 km走行しています。
用途のほとんどは500km以下の日帰り林道ばかり。
ときどき峠で戦闘力の高いバイクに闘いを挑んでみたりする毎日。
買った時に想定していたロングツーリングなんて一度もしてません。
そんなG650GSですが現在3つの問題をかかえています。
1.リアサス本体の経年劣化
先日リアホイールを外した時にリアサス上部をチェックしたところ、ダストシールが半分外れていました。
ギリギリ手が届きそうだったのでダストシールにラバーグリース(Amazon)塗ってクルクル回しながらはめ込もうとすると、手に伝わってくる細かいヒビ割れの感触。
別にダストシールが外れたところで実害はあまりありませんが、気持ちもあまり良くありません。
どこかのタイミングでリアサス本体のオーバーホールが必要です。
もちろんリアサス本体のOHなんてできないので外注に出します。
でもリンクは自分でバラせますがサス上側はどうやって外したものやら。
なんか樹脂製ガソリンタンクに埋まってます。
これ降ろさないと話が進まないわけですが、なんかはずさなきゃ行けないものが滅茶苦茶多そう。。
ま、減衰もまだしっかりあるし急にどうこうしなきゃって話でもありません。
保留!
2.サイドスタンドのストッパーがグニャリ
峠では摺らない程度にしかバンクさせてませんが不意なギャップ踏んでサイドスタンドをガツンと地面に叩きつけることが多々あります。
右はステップ先端が最初に付きますが、左側はサイドスタンド接地面の前側先端が最初です。
で、洗車中に気づいたのですがサイドスタンドのストッパーが曲がっていました。
このストッパー、フレームにネジとナットで固定されていますが、ネジ部から曲がってしまいました。
今度明るいうちに、他に干渉物の影響がないかチェックしなきゃです。はぁ。
3.ウォーターポンプのドレンに何やら黒い影ががが
穴の周りが黒ずんでます。
冷却水ではなさそう。
オイル滲みです。
結論としては「当面様子見。オイルの銘柄そのままで粘度変更」
添加物やブレンド等で密封性を向上させた合成オイルの特徴としてごく微小な隙間にもオイルが入り込むという特徴があります。漏れというほどでもなくオイル滲み。
素人判断ではありますが滲みの状態がごく微小で安定している今のところ、オイル粘度だけ変えて現状維持の様子見にします。
対して次の症状が出たらシールの寿命と判断して即交換します。
1.オイルの滲みが漏れに悪化
2.ドレンから冷却水も排出されるようになる
仮に現状の滲みが安定してそれ以上の変化なく4万キロ持てば今回使ったオイルの『個性』と判断します。
仮にオイル滲みが短期間で漏れに成長したらオイルポンプとシールの交換後オイル銘柄を変えてみます。
要は合成オイルの浸透性による『現象』なのか。
シールに対する合成オイルの物理的化学的熱的な『悪影響』なのか。
合成オイルのシール攻撃性は諸説あるので面倒だから追求しません。
それよりもこの件で思い出したのがG650GSの指定オイル粘度の変更があったこと。
10W-40から15W-50でしたっけ?
粘度が高くなるとなんとなーく、オイル漏れにくくなりそうですよね。
粘度が高くなるとアクセルもダル方向に振れて、のんびり走るようになれば燃料消費量も下がって必然的に『発生する熱量』も減りそうです。
オイル粘度を変えるといろいろなものが変化します。
アクセルのツキが変われば常用回転域も変わります。
ひょっとしたらメーカーが指定オイル粘度を固くしたのってこのあたりが原因だったのかもしれませんね。