今年の1月に乗り始めたG650GS。
乗り続けて満6ヶ月を迎えました。
6ヶ月乗り続けてようやく気づくこともあります。
たとえば、ダミータンクカバーの固定ボルト。
10本もあります。
日本メーカーではまずこんな設計しません。
コスト上がるだけだし、ツメで嵌合させて2箇所留めれば十分てな具合です。
最初は非常識すぎだろ・・・何考えてるんだろう?
なんて考えてました。
で6ヶ月後この意味が分かります。
国産オフ車、オフロード走行の振動でコケなくてもある時期ツメやら穴が割れます。コケても当たりどころ次第で一撃でポキッといきます。
でもG650GSの外装多分平気です。
そして両サイドの黒い部分はデザインではなくバンパー。
カウル全体は車体中心部の結合を強めて徐々に固定間隔を広げてます。
転倒や外乱によるひずみを前方へ逃がす構造です。
フレームの自然な位置からかなり前方へピボットをオフセット。
そこまでして長くしたスイングアーム。
長距離乗ってはじめてその効果を実感します。
勝手な妄想かもしれませんが、作り手の意向がうっすらと見えてくることでより愛着も湧きます。
つくり手とは関係ないけど、前オーナーさんの時代、多分1万km超えたあたりで一度フロントサスOHかオイル漏れ起こしてる。
左フォークのインナーチューブ表面の薄い縦キズ。
一度も変えてないにしては状態の良いダストシール。
(してなかったりして・・・ゴクリ)
最近なのか、納車前からなのか。いつからついていたキズか分かりません。
かなり薄く指にもほとんどひっかからず、夜には見えない程度の縦キズ。
定期的に水で砂ボコリを流して、乾燥させてからゾイルのラバーグリス(Amazon)を塗って注意深く経過観察しています。
増えるようなら即対策。増えないなら前オーナーさんの対策済みと考えて放置を決め込みます。
分解整備することも多いので結局F650シングル用のHaynes Manualsを買いまいた。
いまUKから空輸中です。
今後のメンテスケジュールは、今年冬あたりにリアサスOH出して、その間にリンクとピボットベアリングのお手入れをして、来年春までにステム点検とフォークオイル交換ですね。
あとどのくらいこのバイクで走るのかわかりませんが、最後まで気持ちよく走れる状態を維持したいものです。