『大は小を兼ねる』
といいますが、バイクの積載についてはどうなんでしょね?
今日はしまともがいつも使っている携行品なんぞを紹介してみます。
箱付けてダート走ると実はいろいろなところが削れます。
装着ステーとケースの間に土ホコリを噛み込んで研磨状態ですから。
やせ細るステーとケースを見てこれ以上は流石にまずいと、最近は完全防水のバッグをキャリアに積んでいます。
使っているのはエンデュリスタンのXSベースパック(Amazon)。
6.5リットルの一番小さいやつです。
で、中に何を入れているのかというと・・・
じゃーん。
なんの色気もない、ごく普通のごくありふれたパンク修理キットでした。
ホームセンターで売ってる1000円くらいのやつです。
使い勝手もほどほどに一番小さいものを選んだらこれに行きつきました。
いつも携帯してはいますが、これまで30年、地球何周分かバイクに乗ってきてますが、パンク修理キットが役に立ったのは、ほんの2、3回です。
JAFに入っていればいらない気もしますが、電波も届かない山中を走ることもありますし。お守りです。
林道でのパンクといえば修理不可能な裂け方もあります。
けど運よく治せる程度のパンクで済めば大活躍の一品です。
これからもお守りとして持ち運びます。
これも定番アイテムですね。
なんの変哲もないチェーンオイルとエアゲージ。
CKM-001は198円のものをアマゾンで購入、これを持ち歩いています。
自宅では1L缶をオイラーに詰め替えて使用しています。
とっても経済的。
エアゲージもホームセンターに売ってる激安ペンシルタイプ(Amazon)。
300円以下という値段もさることながら、これの美点は抜群の携帯性。
どうせ外出先、温間時のエア圧を測るためのもの。大まかにわかれば十分です。
とはいっても意外に精度も高く、丈夫だったりします。
携帯性で行き着く先はペンシルタイプ。オススメです。
SUAOKIの空気入れ、エアコンプレッサーです。
500ccのペットボトルよりも軽い、わずか330gの軽量設計!
調べた中で最もコンパクトなコンプレッサーです。
そしてなにより安い。
ヘタな空気入れよりずっと小さく、携帯しやすい形状がポイント。
それに携帯用の手動ミニポンプと値段の差がほとんどありません。
ちなみにゲージはほぼ飾りという、造りは値段なりの逸品(?)です。
このエアコンプレッサーの改良版が2,000円ほど(Amazon)で入手できます。
品質は値段なりですが、そこはそれ使い方次第。
壊れてもダメージの少ない激安価格と軽さ小ささは積載スペースの限られるバイクの携行品としてぴったり。
高いの買って振動で壊れた時のことを考えると、しまともにぴったりの製品です。
目的のダートの手前で空気をブシューっと抜いて
林道走行をひとしきり楽しんだあと、コンプレッサーでブリブリ空気を入れながらコーヒーや煙草でひと心地ついて
帰りのワインディングを気持ちよく流して帰宅します。
振動による故障のリスクもありますが、真夏に汗だくになって手でやることを考えるとコンプレッサー一択ですね。
これらを家に転がっているポーチにぽぽいっと放り込んで
エンデュリスタンのベースパックに入れて持ち運んでいます。
ポーチの大きさは、ベースパックの容量の約半分。
残ったスペースにはサイフやタバコ、飲料や食料を放り込んでます。
これがまた実にちょうどいい大きさ。
大は小を兼ねるといいますが、バイクの積載を考えるときは
『目的に合った大きさ』
で選ぶのが正解です。
「林道散策に持っていく最低限の携行品」と考えると、ご覧のとおり5~8Lくらいが目安。
身軽な方が林道散策も気分がいいですしね。
名所を回ったり、お土産物を入れたり、レインウェアもってなると、身軽なライディングはあきらめて10L以上の防水バッグ、トップケースやパニアケースの出番。
バイクの積載も目的に合った選び方をすることで、同じところを走っても楽しさに違いが出ます。
完全防水のバッグなので、ブシャーっと水を掛けてバタバタ振るだけで洗える点も見逃せません。
帰宅後、泥まみれのトップケースやパニアケースを洗うのも大変ですしね。
エンデュリスタンのXSベースパック、G650GSには加工なしでしっかり取り付けできるのでオススメです。
エキパイと取り付けベルトの接触だけ要注意です。
コメント
最近エンデュリスタン流行ってますね。
便利そうで欲しくなります。
じろぽんさんこんにちは!
お値頃感もあるメーカーですし、定番ブランドになるかもしれませんね。
使っている感じではムダがないというか、ベルトの長さにもあまり余裕がなくすべてがジャストサイズを狙っている感じ。
使う頻度も多くないし、5年くらい持てばいいなぁなんて思っています。