納車前の妄想! ローダウンサスってどうなんだろう
今回はG650GSのローダウンサスについていろいろ妄想してみようと思います。
注文してから発覚したのですが、購入した車両は工場ローダウン仕様でした。
ちょっと足が短くなるくらいですし、むしろ良かったと思っています。
ローダウンサスのメリットは足つきが良くなることです。オンロード走行においては無駄なサスペンショントラベルが減ります。同クラスのネイキッドかモタードくらい。
そしてデメリットもあります。サスペンショントラベルが減り車高が下がればオフの適応性がやや落ちます。オンロードでもバンク角が減ります。
あとペイロード(積載可能重量)も落ちます。結構いろいろ落ちてますね。
どちらを選んでも利点、欠点がありますが実際のところどうなんでしょうか?
サスペンショントラベルが減ったところで、林道程度なら気にするほど差はないかと思います。フローティングターンをキめたり、バンクコーナーを攻めたり、ジャンプして遊ぶなら標準仕様一択ですが。
オフロードタイヤを履いて空気圧落とした場合、ローダウン仕様では心もとないです。
けれど200kg近い車両をエンデューロコースに持ち込む予定はありませんし、ここは妥協できそうです。
バンク角についてはどうでしょう。ステップやスタンドが擦りそうです。実際に乗ってみないことにはどの程度なのか判りませんが。
リアのイニシャル絞ったり、最悪タイヤのプロファイルを変えればなんとかなるかな。
車載可能重量は標準仕様で188kg。ローダウンサスだとそれより落ちているはずです。仮に150kg程度だとすればプリロード調整だけで十分対応可能な気がします。
荷物満載でタンデムとなると、ちょっと厳しいかな?
常に荷物満載で走るのならローダウンより標準仕様のサスが欲しくなるかもしれませんね。
ところで、ファクトリーローダウン仕様って標準仕様に変更することはできるのでしょうか?
ローダウンサスを標準仕様に戻す方法
リアサスはユニットを交換する必要があるようです。リンク類は共通のようですね。
意外と簡単です。リプレイスサスが欲しくなったタイミングで変えればいいだけです。
問題はフロントです。お金がかかる雰囲気満々です。
アウターやインナーチューブまで交換となるとASSY品の方が安くつきますがBMWのサスが一本いくらするのか、想像するだけで身震いがしてきます。
おそるおそる読み進めると・・・あれ?違いはダンパーロッドのみ?
どうやらスプリングをサスの下側で受けている部分を少し下げているだけのようです。
もちろんスプリングはその分だけイニシャルが抜けている状態です。おそらくダンピングもそれに合わせて調整しているでしょうけれど。
意外と小さな変更です。いやむしろ小さすぎ?
なんか釈然としないので、シングルF650GSのパーツリストにも目を通してみます。
こちらはダンパーロッドとスプリング、カラーの3点を変える必要があります。
ですよね!こちらは納得です。車重、速度域が同じなのですから、バネの性質を考えると当然です。おそらく伸びきり状態付近ではスプリングレートが低下しているはずですから。
辻褄合わせにカラーくらい変えますよね。普通は。
ですが・・・これ以上ややこしいことを考えるのはよしておきます。実際にモノの長さを確認すれば明らかになるわけですから。
ともあれ、パーツリストを読む限り、フロントはダンパーチューブ2本、リアはオーリンズかウィルバースあたりのを購入、あとはサイドスタンドを交換するだけで標準仕様に戻せそうです。
わりとお手軽そうです。ローダウン仕様を楽しみ尽したら一度標準に戻してみるのもアリかもしれません。
※2018/04/04 標準車高に戻したお話がこちらです。
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