オイル漏れの犯人はアウトプットシャフトのオイルシールでした。
オイルブシャー!の完結編です。
犯人を完全特定しました。
アウトプットシャフトのオイルシールから漏れていました。
漏れたオイルの一部がドライブスプロケットに回って、チェーンに付着して、遠心力でチェーンからテイクオフ!
樹脂カバー内側に飛び散って、樹脂カバーの内側を伝って、さらに別ルートの漏れと合流、エンジン下部をジグザグに経由した挙句、最終到達地点がドレンボルトでした。
回り道しすぎ!
ということで直すことにしました。
アウトプットシャフトのオイルシール交換です。
写真はありません。
が、今回は豪華動画バージョンでお届けします!
動画で解説
補足
今回G650GSで初めて作業して分かった気になったこと、補足を少し。
1.純正オイルシールのバックフェイスは金属環のタイプ。
とっても外しにくかったです。
2.アウトプットシャフトの締結方法がF650GSから変わってた。
F650GSのヘインズの市販整備書を参考にしているのですが、ここの締付トルクは140N・mとなっていました。
で、実際にボルトを見ると普通のM10X35。
140N・mで締め付けたら確実にねじ切れるサイズ。
調べてみると昔はでっかいナットで、ロックワッシャーを使っていたみたい。
あぶないあぶない・・・
ここの締付けトルクは40N・mだそうです。
詳しくはこちらを参照してください。
M10ボルトには白い粉が付いていました。BNペーストかな?
ステンレス素材向けのカジリ・焼付き防止剤と思われます。たぶん。
3.流用できそうな国産オイルシールについて
純正オイルシールの品番は11117700116です。
サイズと仕様が判ったので今回は国産の汎用品を流用しました。
NOK製TC25407(AE1313-E2)です。
Amazon:NOK オイルシール TC25407 部品番号:AE1313-E2
規格とサイズを合わせているので大丈夫だとは思いますが、どれくらいの期間使えるのか現在検証中。
国産の方が長寿命で着脱もカンタンだと思いたいところ。
まとめー整備が趣味でなければプロに任せるべき作業でした
動画を見ていただくとわかるのですが、作業は単純、古いシールを取り除いて新しいのを入れなおすだけです。
ですがいろいろな道具やケミカルが必要です。
オイルシール交換、ありあわせの道具でなんとかしようとしてハウジングをキズだらけにしたりするリスクも非常に高いです。
最終的に泣きつく相手と移送手段があればいいのですが、そうでなければプロにお任せした方がいい作業だと思いました。
ともあれオイル漏れの件は一件落着。
どうにか車検に挑めそうです。
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コメント
整備お疲れ様です。
結局カウンターシャフトのシール交換まで必要だったのですね。
動画勉強になりました。ありがとうございます。
私は忍耐無しのぶきっちょなので自分のF7で実践しないで済むといいな・・。
じろぽんさんおはようございます!
動画見ていただきありがとうございます。
こればっかりは運次第ですし祈るのみですね。
原因が特定出来て良かったです (≧∇≦)b
参考になりました・・・・
と言いたい所ですが自分には無理そうです orz
多分壊しますww
にくさんおはようございます!
ありがとうございます!
こういうケガもしやすい部分はプロにお任せするのが正解ですよ。
購入したディーラーにもっていこうと思ったら高速乗って2時間くらいかかるので、私の場合やむなしでした。
趣味とは言え整備士顔負けのメンテが出来るって凄いですね。
過去のメンテも参考にさせていただきます。(^^ゞ
べーやんさんこんにちは!
昔カブ系のエンジンで遊んだことがあって、その延長で素人整備を楽しんでいます。
整備士の方から見たら笑われてしまう素人作業ですがお楽しみいただけたなら幸いです。
本当は整備はプロにお願いして、少しでもバイクに乗りたいんですけど、子供が小さいのでなかなか出かけられません。今は整備だけが没頭できる趣味みたいなものです(笑