G650GSという単気筒バイク、フロントスプロケットは標準で16Tが付いています。
これを15Tに変更し、低速寄りにしました。
替えたらこうなるんだろうな、という想像をネタに過去に2回取り上げました。
今回の剣山スーパー林道行きで高速道路、ワインディング、市街地、ダートを十分堪能したので、寸評を書き留め、同バイクオーナー様と共有できればと思います。
高速道路編
カタログスペックでは48bhp、最高速度は170km/h。
15T化すると計算上の最高速度は約160km/h、その差約10km/h。
最高出力は6500rpm、最大トルクは5000rpmで発生します。
ズバリ快適な巡航速度は110km/h(5000rpm)以下だと感じました。
タイヤがアナキーワイルドなので、オン寄りのタイヤだと変わってくるかもしれません。
追い越しで使える速度は上に40km/h以上残っているので、普通にツーリングする分には15T化のネガティブはそれほどありません。
530kmほどの距離を走りましたが、別段疲れ方に差はありませんでした。
ワインディング編
扱いやすくなりました。
大排気量マルチはどうしても低いギアのまま走行することが多く、低速になるほど半クラが増えてあまりキモチ良くありません。
G650GSはトルクバンドの広い単気筒エンジンで、2,3,4速を使って走らせることができるので大変小気味よい乗り味です。
15T化により3、4速の出番が増えますが、ペースを上げるとミッションがちょっぴりクロス化したような扱いやすさを感じます。
低回転からトルクフルなエンジンで扱いやすかったのですが、荷物満載やタンデムだとより一層扱いやすさが際立ちます。
市街地編
極低速、半クラが減って極楽です。
たぶん高速道路渋滞でもこれまでにない極楽を味わえると思います。
極低速以外は特に感動はありません。
もともと市街地では扱いやすかったですしね。
林道・フラットダート
フラットダートでは半クラが激減!
ダートでは1速はほとんど使わなくなり、2速と3速だけで走るようになりました。
狭い林道でも同じく半クラ率が減って扱いやすくなります。
15T化オススメ。
超オススメ。
大事なことなので2度いいました。
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