タンクバッグはあんまり好きじゃありません。
窮屈ですよね。
けど買っちゃいました。
最近マップルをまた使い始めたので、地図置きに何か欲しいなと。
物を詰めるだけなら、トップケースとパニアで十分足りているのですが、やっぱり地図を見ながらというのもオツです。
今月は発泡酒もほとんど買わずにお小遣いが残ったので奮発しちゃいました。
大昔乗っていたGSXR400Rはタンク上面が真っ平でどんなタンクバッグでも安定して乗っていたんですけど、G650GSのダミータンク、傾斜が大きくこんもり盛り上がっているので選択肢はそれほどありません。
純正か、ヨーロッパのサードパーティ製か、タナックスのラリータンクバッグくらい。
使用頻度もそれほど無さそうですし、安くて地図が見られるなら何でもいいかと、今回選んだのはタナックスのラリータンクバッグす。
つけてみると、見た目は・・・わりと普通。
造りは悪くなさそう。パイピングもきれいに造られていて丈夫そう。
底面も薄いですがクッション材が入っているので携帯やコンパクトデジカメくらいなら気兼ねなく放りこめます。
跨ってみると、シートにかかるベルトがちょっと気になる。
お、なんかいい感じに。
念のために保護フィルムは貼っておいた方がよさそう。
ベルトをステム下をくぐらせバッグの前部を固定します。
ベルト保護に保護カバーか黒の布テープでも巻いておくと良いかも。
これは最初のパターン、後端はフレーム固定バージョン。
これでも足の干渉は気になりません。
見た目もですが、シートレールに巻いて使わないときはシート下に収めるのが便利そう。
隙間は少ないですが前のスペースは十分です。
ハンドルを大きく切ったときは多少バッグに干渉しますが、ハンドル周りになにもつけていなければそれほど気になりません。
バッグから延びる前方のベロには吸盤が各2個ずつついています。
左側手前の吸盤は、オイル給油口があるので付きませんが、残り3つの吸盤がガッチリ吸い付いています。
バッグ本体はかなり強力に固定されています。
上半身を垂直に立てると視界はこんな感じ。
ライディングポジションだと、地図のある上面はだいたい乳首の位置になります。
地図を見るためならもう少し低い方がいいのですが、これより低いと逆に収納スペースがかなり狭くなります。
妥協点としては丁度いい位置とサイズ感です。
地図がみられる、ガッチリ固定できる、小物を入れる収納力も多いほう。
使い勝手はかなり良い方ではないでしょうか。
このようにしっかり固定されています。
映像ではすこし緩めにしていますが、ベルトを少し締めあげるとガッチガチに固定されます。
カメラをクリップで挟むと・・・なんか丁度よさそう。
ハンドルマウントだとどうしても振動を拾うんですよね。
ちょっと高さが足りない気もしますが・・・このバッグ、上方向に拡幅できます。
実際に撮影しないとわかりませんが、バッグが振動を消してくれるかもしれません。
バッグ側面にもくっつきます。
こういうアングルもやったことが無いので楽しみです。
深夜ですが少しだけ試乗してみました。
乗るとき上半身をタンクの上に覆いかぶせるようにして足を上げてましたので跨りづらくなりました。
走らせてみると、前には圧迫感があり前傾が難しくなります。
のんびり走る分には問題はありません。
スタンディングで登るようなダートの坂は諦めなければいけないかも。
そんな所、ツーリングで走ったりはしないのでいいかな。
TANAXのラリータンクバッグ、基本がしっかり押さえられている上にジャストフィット。
予想より満足感の高いバッグでした。
本体に防水性はありませんが防水カバーが付いていますし、これを使ってツーリングに出かけるのが楽しみです。
例のごとく、次いつバイクに乗れるのか分かったものではありませんが。
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コメント
タナックスのラリータンクバッグ気になっていたので参考になります。
やはりスタンディングには向かないのですね・・・
私も地図派なのでタンクバッグ的なマップケースは欲しいのですが、林道を絡めないツーリングにはほぼ行かないのでやはりちょっと使えないかなと諦めがつきました。
じろぽんさんこんにちは!
どうしてもマップ使いたいときの苦肉の策という感じでしたねー。
剣山スーパー林道や氷ノ山あたりなら問題なく使えそうですが、じろぽんさんが行くようなところはちょっと厳しいかも。
蹴っ飛ばしても吹っ飛ばないくらいにはしっかり固定できるので、地図だけ入れて、バッグの中身が空っぽなら上半身で押しつぶしちゃえばいけなくもないですが・・・
それならマップホルダーでもつけた方がいい気もしますね。