バイク用語集-さ

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サーキット
バイクを走らせる公道ではない周回路。レースなどが開催される場所。走行会やスクールも開催される。
サイレンサー
排気音を小さくするための消音器。マフラーのこと。

車載可能重量
Payload(ペイロード)とも言う。一般に限界総重量=バイクの装備重量+車載可能重量となる。
「乗っている人間と服、バイクに装着したオプション品を含む荷物」これらの総重量が超えないようにする目安がペイロード。ペイロードまではバイクをそれなりに走らせることのできる。車種ごとに設定があり、タンデム可能な現行車種では150kgから240kg程度に設定されることが多い。この数値を公表しないメーカーも多い。ペイロード自体は車体設計ではなく、ほぼリアサス自体の設計限界により変動する。
ジャックナイフ
前ブレーキを使い後輪を挙げた状態にすること。現在は急制動によりフロントをロックさせ、停止する際に後輪が上がっているものをジャックナイフ、後輪を挙げたまましばらく走行を続けている物をストッピーと呼んでいるが、昔はストッピーという言葉はなく、後輪を上げたまま走行することも含めてジャックナイフと呼んでいた。
ジャンプスタート
バッテリー切れでエンジンのかからない状態のバイクに外部電源(他の自動車や予備のバッテリー、ジャンプスタート機能を持った充電器等)を接続し、エンジンスタートさせる方法のひとつ。
安全なのは充電器でバッテリーを充電することなのでジャンプスタートは緊急用と思った方が良い。
しかしバッテリーが十分に寿命が残っている場合、ジャンプスタートさせてしばらく走行することで充電することができるという手軽さがある。
この方法は注意点も多く、最悪の場合、回路破損、バッテリーへのダメージ、爆発、感電を伴うこともあり、十分な知識をもたない場合JAFやバイク屋さんにお願いした方がいいだろう。
シンサレート
3M社の高機能中綿素材。薄く保温性の高い不織布。
英語表記はThinsulate。
最新素材と思われがちだがその歴史は意外と古く、1960年代から開発され、日本での発売は1980年と30年。
登山隊のウェアや冬季スポーツの選手ユニフォームに採用される等、長期間にわたる地道な活動により、2014年現在では、シンサレートはグローバルブランドとして認知されている。
バイク用途においてはウインターウェアに用いられる。特にウインターグローブは、分厚くなると操作性に問題が発生しやすい為、薄さと高保温性を兼ね備えたシンサレートがよく用いられる。

水冷
エンジンの冷却方式のひとつ。高出力エンジンに多く使われる。
スーパーアドベンチャー
2015年中頃より海外のサイトで使用されるようになったバイクジャンルのひとつ。
KTMのスーパーアドベンチャーやドゥカティのムルティストラーダ(2代目以降)等のバイクが該当する。どんだけスーパーって言葉が好きなのかと(略
スーパースポーツ
通称SS。オンロードバイクのいちジャンル。スポーツ走行に最適化されている。1990年代「レプリカ」という呼称が衰退、代替呼称として使用頻度が増え一般化した。
スクーター
オートバイの一種。1900年代初頭に出現したステップ・ボードを有するバイク。
シティコミューターとしての役割をもち小排気量車が主だったが、現在は大排気量スポーツモデルも多く販売されている。
道路のよく整備された日本においては小径ホイールのモデルが大多数だが、ヨーロッパ等の街中に石畳が多い地域で販売されるスクーターにはやや大きめのホイールが採用されている。
参考:ヨーロッパを走るバイクたち(1) スクーター編
ステッカーチューン
レースシーンにおいて、各チームのマシンには必ずといっていいほどスポンサーステッカーが貼られており、それを真似たのがステッカーチューンの始まりと思われる。オイルブランドやサスペンションメーカー、タバコブランド等がある。最近はアニメ系のものをいくつかあるようだ。過剰なステッカーチューンは笑われがち。方向性を見失った若者らによって派生、痛バイクというジャンルも生まれた。
ステップ
バイクの足を乗せるところ。転けて折れたら帰りが大変。中古バイク屋で物色する際によく見られる場所のひとつ。新品が付いていたら最近転けて折れたんだと思う。
スプロケット
チェーンを介してエンジンの回転を後輪に伝える歯車。エンジン側の歯車をフロントスプロケット、後輪側の歯車をリアスプロケットと呼ぶ。
スマートフォン・スマホ
2013年現在、日本においてスマートフォンと言えば、アップル製・iPhoneかアンドロイドをさす。
スマートフォンの進化に伴い、ナビゲーション等のこれまで専用機器が必要だった機能が手軽に持てるようになった。
その為、ツーリングライダーを中心にスマートフォンをバイクにマウント(装着)するライダーが増えてきている。
参考:ライダーにお薦めのスマートフォンアプリ
スラローム
バイクを左右に倒しながら連続旋回すること。

セパレートハンドル
左右のハンドルが別パーツとなっており、フロントフォークやトップブリッジに取り付けるタイプのハンドル。セパハンとも言う。バーハンと違い、ラバーマウントされていないものが多く、振動を手に伝えやすい。反面軽量化や破損の際に片側のみ交換できる利点がある。このタイプのハンドルを付けている市販車はスーパースポーツ等、スポーツ走行を意識している車両に多く見られる。
洗車
バイクを綺麗にすること。正しい方法で洗車しなければトラブルに見舞われることも稀にある。
ライダーは洗車中にバイクの異常を発見することも多く、洗車はバイク整備の第一歩であると言われている。
参考:バイク洗車の2大流派とは | ふたつの洗車法・解説ページ

走行会
主にサーキットを気軽に走ることを目的としたイベント。サーキットライセンス取得不要な場合が多い。費用は数千円から数万円程度。
ソロツーリング
ひとりで行くツーリングのこと。ぼっちツーリングとも言う