エンジンオイルも宗教だが、チェーンメンテもちょっと宗教入ってる
消耗品なのだからそんなこだわらなくてもいいのに。
なんて頭では理解できていても、こだわらずにはいられない求道者たちの群れ。
もうたかがドライブチェーンなんて言っていられない!
群雄割拠のドライブチェーンのメンテナンス教、実にいろいろな宗派があります。
メーカー推奨!チェーンルブ派
チェーンメーカーが販売するルブスプレーを使う派閥です。
メンテサイクルは約300km。ときどきクリーナーを使うことが推奨されています。
粘度の低いオイルメンテ派
オイルを使ったメンテナンスです。昔のバイクはよくエンジンオイルを使ってメンテナンスするように指定されていましたので、ある意味クラシックなメンテナンス方法です。この派閥はさらに細分化された学派が存在しています。
昔ながらのエンジンオイル学派
まずは最も古い保守派閥に属するエンジンオイル学派。
使用済みのエンジンオイルを歯ブラシで塗り込む古式ゆかしいスタイルです。
最近はどのエンジンオイルが好みのニオイだと、こだわりを見せる者も出てきたとか。
自動給油学派
チェーンに自動点滴する装置を組み込む頭のいい学派です。
楽するために苦労を惜しまないマニアックな集団です。
新製品オイルに条件反射で飛びついちゃう学派
新製品とみるや、つい手がでちゃう!そんな方がおちいる学派です。
高級、ハーフウェット、ドライ、極圧性最高!そんなキーワードを聞くと試さずにはおれない求道者たちの墓場ともよばれています。
メッキシールチェーンはメンテ不用派
メンテしてなくても高級ドライブチェーンは高寿命という点に着目した学派です。
水・ホコリ・異物などの計算の妨げになる要素を極力排除した理想的な空間においてメンテナンスは不要という学派なので、実際にはスプロケットの摩耗やオフロード使用環境など、メンテ不要とはいえないシチュエーションも多い。
ジャンル違いですが、考え方が『水を使わない洗車派』にとても似ている気がします。
まとめ
手間を掛けずにキレイでいたいので、私の場合、300km毎にCKM-001、CKM-002あたりを軽く注油して吹き上げています。
柔らかいオイルなので、300kmくらいしかもちませんが、逆にその短いサイクルがホコリを取り除くよいタイミングだったりします。
注油しながら車体のチェックもできますし一石二鳥です。
とりあえずですが、バイクの初心者の方にはこの方法をオススメします。
シールチェーンの方はどれを選んでも間違いではないのであまり深くは考えなくても大丈夫!
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