タイトルはウソです。
不要ならこの世に存在していません。
ただほとんどの場合、代替品があるので、使わなくても問題が少ないのは本当です。
エンジンの組み立て時
各種シャフトの軸受けに使用を指定されていることが多いです。
使用目的は初期かじりの予防。
アクスルシャフト・ピボットシャフト
アクスルシャフト表面に塗ることがよく指定されます。
クロモリやチタンシャフトなどの製造者からもよく指定されています。
使用目的は油分が飛んだり水で流された後の個体潤滑です。
また、これらシャフトを受けるベアリングのインナーレース、当然若干の隙間があり、フレッティング摩耗が発生します。
モリブデングリースはこれを予防する効果があります。
オフロード使用など過酷な状況でなければ万能グリースで代替も可能です。
スプライン(スプロケット等)
アウトプットシャフトとドライブスプロケットの接続部、BMWなどのシャフトドライブ車両に多く存在するスプラインがあります。
チェーンメンテナンスとスプラインの摩耗に関するすこし技術的なお話
書こう書こうと思って話を寝かせていると、そもそも何を書くつもりだったのか忘れがち。 最近よくこんな事を考えます。 このままボケ切る前にネタは放出しておこうと。 正しいチェーンメンテナンス方法 最近掲示板で見たネタ、『メッキチェーンはメンテナ
常時潤滑油に浸かっていない場所では、モリブデングリースなどを使い、振動による摩耗を抑制する効果があります。
ここが摩耗しやすい車種があります。
万一アウトプットシャフトが使い物にならなくなれば非常に高額な修理費用が発生するため、軽視できません。
ここだけはぜひモリブデングリースを使いたい場所です。
整備が車体までならモリブデングリースは不要
どうしても使わなければならないシチュエーションは、エンジン内部くらいです。
あとオフロード走行でよく水没させる方もできれば使った方がいです。
ですが、整備するのが車体までなら、実は万能グリースで代替しても不具合は発生しません。
バイク整備も始めた頃はなにかと物入りです。
モリブデングリースはエンジン分解まで手を出し始めてから買っても遅くはありません。
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